前回の記事で酒屋を利用するメリットについて説明させてもらったので、少しでも酒屋を利用してみようと思ってくれた方々に、もう少し具体的に酒屋さんの楽しみ方のコツをご紹介させていただきます!
店員さんに声をかけてみよう
酒屋さんは小さな店舗のところが多いので、まずはお店の様子やシステムの説明などを確認しつつ、話せるようであればすぐに店員さんに軽く挨拶をして、
「このお店初めてで、日本酒初心者なんですけど、ちょっと教えてもらえますか?」
と店員さんに声をかけてみましょう。
そして、店員さんから説明がないようであれば、
「ここって角打ちとか量り売りってやってます?」
と聞いて、まずはお店のシステムを確認しましょう。
角打ちがあれば、飲みながらじっくり何を買うのか決めれますし、試飲や量り売りがあれば買い方も広がりますので。
酒屋さん独自のシステムとしては以下のものがあります。
・角打ち(その場で1杯から飲める)
・試飲
・量り売り(お店が用意した、もしくは自分で持ち込んだ容器で必要な量だけ買える)
上の3つは酒屋独自のオプションのようなもので、これらがないお店も多いので、あえて明記してない場合には販売だけのお店と考えていいと思います。
そして、角打ちを利用したい場合にはその旨を伝え、それ以外の場合は商品選びに進みます。
お酒を選んでもらう際に伝えるべきこと
当然のことながら、酒屋さんはお客さんの情報があればあるほど、精度の高いものを選ぶことができるようになります。ここでは、酒屋さんから聞いた、お客さんに教えて欲しい主な項目をまとめます。
予算とサイズ
サイズは、720mlの四合瓶(ヨンゴウ、もしくはシゴウビン)、大きなサイズの1800mlの一升瓶(イッショウビン)、そして小さな180mlの一合瓶がありますが、酒屋さんで取り扱ってる銘柄で一合瓶サイズのものは少ないです。
予算は、四合瓶であれば1,000〜2,000円、一升瓶であれば2,000円〜3,500円程度を目安にするといいでしょう。
目的
自分用なのか、プレゼントもしくは友人との飲み会に持っていくものなのか。
好み
もし特定の銘柄を飲んだことがある場合にはその感想を伝えたり、特定のタイプの日本酒が飲みたいなど分かっていれば、それを伝えましょう。
ただし初心者の方には難しいので、その場合には重め(フルボディ)・軽め(ライトボディ)のどちらがよいかを伝えましょう。
そして、自分の好みがなんとなくわかるお酒や食べ物(ワイン、ウイスキー、ビール、コーヒー、チーズなど)に例えて、どういうものが飲みたいのか表現してみましょう。この際に好きなタイプを伝えるのも役に立つのですが、嫌いなものやタイプを伝えるのも大切なので、覚えておいてください。
そのほか
そのほかのアプローチとして、以下も参考にしてください。
・お店のオススメ
・「旬」のもの
・有名なものや人気なもの
・変わったもの
・燗酒で美味しいもの
・スパークリング、生酒
ぜひこの記事を参考に一度酒屋さんで日本酒を買ってみてください。きっと日本酒にハマるきっかけになる楽しい体験ができますよ!
Comments