ゲストとテーマの紹介
テーマ
フードプランナーとして、近藤さんが追求されているコミュニティを通じた食の楽しさや、家で楽しめるペアリングのコツや方法などを教えてもらいました。
嫌いな食べ物
ナシ。嫌いなものがないことが長所だと思ってる。 食べたことがないようなものもトライするのが好きで最近も昆虫食がおいしかった。
ゲストの経歴
新潟生まれ東京育ち。大学卒業後、飲食店に就職してキッチンで働いた後IT企業に転職。WEBプランナーとして働いた後、独立してCookersを創業し食にまつわる様々な活動をしている。
何を目標に今どんな取り組みをしているのか?
独立した時から一貫して「食を通じてコミュニティを豊かにすること」を軸になんでもやっている。家庭での食事のレベルを上げるために料理教室の講師、会社の懇親会のケータリング、社員食堂の立ち上げ、料理雑誌の撮影など。
コミュニティを通じた食の楽しさついて
ハマったきっかけは?
趣味で友人との集まりでふるまっていた料理を、サラリーマン時代に社長に直談判して、社内懇親会などのイベントで料理を提供した。食べ物の質が変わるとコミュニケーションの質が変わることを体験し、このような機会を世の中に広めたいと思った。
ハマってから体験した印象に残ってる幸せな瞬間は?
「プロの味を家庭でも再現する」というテーマなどで開いている料理教室の生徒さんが、ホームパーティーや家族に作った料理で皆が笑顔になったといった感想を教えてくれた時にはすごく幸せに感じます。
ハマってから体験した失敗エピソードや学びは?
角煮を作る際に長く煮れば美味しくなるだろうとレシピで2、3時間のところを5時間煮たら肉がボロボロになって、それほど美味しくもならず手間がかかっただけに、がっかりしたことがある。
手間をかけるのは大切だけど、何にがポイントなのか調べて意味のあることに手間をかけた方がいい。
楽しむのに1番大切なポイント・スタートの仕方やアドバイス
家庭料理はひと手間かけることで、グッと料理のクオリティが上がり笑顔やコミュニケーションが増える。いいことがあった時には築地で刺身を買ってみるなど、少し丁寧に、ちょっとした手間を加えると楽しいのでやってみて欲しい。
オススメの情報コンテンツ
いい料理本はレシピの「行間」が書いてあるものなので、そういった観点で本を選ぶといい料理本に出会えます。例えば「焼き色がつく」だけではなく、もう少し具体的にどういう色なのか、どういう匂いや音がしてきたらいいのか、など。
オススメのお店やイベント
ANTCICADAアントシカダ(東京・浅草橋)
昆虫食専門のレストランで、博物館と食が融合したような新しい食の体験ができて面白かった。昆虫もおいしかった。
ゲストならではのお酒の楽しみ方
好きなお酒は?
ビール、日本酒、ワインなど何でも料理に合わせて飲む。
ペアリングの楽しみ方やコツ
料理とお酒の香りの方向性を合わせるのがポイント。
例えば、甘いココナッツミルクを使った料理には、スッキリしたお酒より甘みが感じられるお酒が合う。ワインだと酸が強いので相性が悪いこともあるが、日本酒はいい意味でクセが強くないので合わせやすい。
オススメのペアリングの組み合わせは?
日本酒のソーダ割りとタコスがめちゃくちゃ合うのでハマってる。
失敗したペアリング
洋食系の料理(トマトソース、ホワイトソース、肉の旨味のする料理など)と、スッキリしたキレイな日本酒(大吟醸系などの繊細な高い料理)はあんまり相性がよくない。料理に負けてしまってもったいない。
ペアリングを楽しめるオススメのお店
神楽坂のふしきのは日本酒とペアリングを楽しめるのでオススメ。冷酒だけでなく「燗付け師」がいるので、一品ごとに燗酒とのペアリングを楽しめる特別なお店。
ゲストの連絡先やサービス情報
Cookers(ケータリング事業など)
ChefCreate(10年かかるプロの料理技術を4ヶ月で習得する料理教室)
グラフィカリー(カレーの通販サービス)
4月から開始予定
ゲストのサービスを楽しむ際に意識して欲しいこと
料理教室で覚えた料理やグラフィカリーを利用する際にも是非、友達や家族と一緒にコミュニティで楽しんで欲しい
お酒や食を楽しんで人生を豊かにするためのメッセージ
食は受け手としてだけでなく、提供する喜びや楽しさにも是非トライしてください!
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